Mapboxのアプリはどう使う？地図アプリではない？

Mapboxという地図サービスをご存知でしょうか。Mapboxは、全世界でユーザー数5億人を超える人気の地図サービスです。
地図といえば、スマホアプリを使用して地図表示やナビ機能をお使いの方も多いでしょう。そこで今回は、Mapboxのアプリについて紹介します。

Mapboxとは、アメリカで2010年に設立した大規模ブロバイダです。
設立以来、カスタマイズ可能な地図サービスの展開で急激に拡大を続けています。
2019年7月には、日本市場に参入し、2020年3月にはソフトバンクと合同で日本での拠点「Mapbox Japan JV」を設立しています。日本の地図データについては、正確な調査に基づく確かなデータと、美しい見た目で高い評価を受けているゼンリン社の提供を受けています。

Mapboxが提供するスマートフォン向けアプリには「Mapbox Studio Preview」があります。
ただし、このアプリは地図アプリではありません。アプリの開発者や、Webサイトの開発者向けのアプリで、簡単に地図機能を作成することができるサービスの一環として配信されているものです。

Mapboxが提供するアプリ「Mapbox Studio Preview」は、無料で使用することができます。美しいカスタムマップ機能をアプリやWebサイトに実装したい開発者の方は、試してみる価値があるでしょう。ただし、アプリを使用するためにはMapboxアカウントの作成が必要となります。

Mapboxが提供するスマートフォン向けのアプリ「Mapbox Studio Preview」は、アプリやWebサイトの開発者が、デスクトップ上で作成したカスタムマップを表示（プレビュー）するためのアプリです。
つまり、Mapboxの機能を使用してカスタムマップを作成するためには、デスクトップ向けの「Mapbox Studio」というアプリが必要になります。Mapbox Studioは、Mapboxユーザーが無料で使用できるマップデザインツールで、ニーズに合わせた美しいカスタムマップの作成が可能となっています。フォントの色変更や、データの取り込み、描画ツールを使用したオリジナルのカスタマイズも可能となっているので、自分でHTMLコーティングを行う必要はありません。

それでは続いて、アプリの詳細情報をご紹介します。まず、iPhoneやiPadで使用できる「Mapbox Studio Preview」の概要は以下の通りです。（2021年 2月現在）

販売元：Mapbox, Inc.
サイズ：15.2MB
互換性 iOS 11.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語 ：英語
価格：無料

言語は英語のみで、日本語には対応していません。

Android端末をお使いの方も、GooglePlayで「Mapbox Studio Preview」をインストール可能です。概要は以下の通りとなっています。（2021年 2月現在）

サイズ：48MB
Android 要件:4.1以上
提供元：Mapbox

Mapboxアプリは、デスクトップ向けアプリで作成したカスタムマップをスマホ端末で表示させるためのアプリであり、起動するだけで地図表示ができるアプリではありません。
Mapboxが提供するスマホ向けの地図を簡単に表示させたいなら、Yahoo!地図のアプリを活用してみてはいかがでしょうか。Yahoo!地図では、2019年10月よりMapboxの地図表示システムを採用しており、スムーズな地図操作が可能となっています。従来のものよりも地図表示のパフォーマンスが向上し、バス停や細かな番地もくっきりと表示されるようになりました。
Mapboxの地図サービスが採用された「Yahoo!地図アプリ」は、iOS版、Android版それぞれ無料で配信されています。「スマホで簡単に地図表示ができるアプリが欲しい」という方におすすめです。

今回は、Mapboxのスマホ向けアプリについてご紹介しました。Mapboxが提供する「Mapbox Studio Preview」は、デスクトップ上で作成したカスタムマップをスマホで表示するための開発者向けのアプリです。地図表示を目的として使用するアプリとは異なりますので注意しましょう。
Mapboxは、デザイン性も機能性も充実したオリジナルのカスタムマップを作成できる人気の地図サービスです。全世界で採用されており、日本市場でも拡大を続けています。
国際航業はMapboxサービスの正規販売店です。お客様のご利用用途に応じたプランをご案内いたします。詳しいサービス内容や料金については、WEBもしくはお電話からお気軽にお問い合わせ下さい。

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