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環境ソリューションホワイトペーパー

2016年2月4日

油における土壌汚染

油による土壌汚染が問題となるケース

油という項目は土壌汚染対策法における特定有害物質に規定されていませんが、その臭いや油膜による不快感、建設発生土受入場所からの受入拒否等の問題が問題になってきています。特に新築建物を建設する際に問題となることから、不動産売買等にトラブルとなるケースが多くあります。

いろいろな油

油と一口にいっても様々な油があります。まず、食用等に利用される植物油、動物油、自動車・飛行機・機械などの動力やその他生産活動で使用する鉱物油に分類されます。
油汚染の原因となっているのは、このうち鉱物油がほとんどです。

鉱物油は石油製品を主体としていますが、この石油製品も炭素数によっていろいろな物理化学的特性を示します。つまりどんな油を使っていたかで、土壌汚染が発生した時の調査対策の手法が変わってきます。

一般に、ベンゼンのように高揮発性で低粘性のものは拡散しやすい反面、浄化・修復も比較的容易です。

一方、重油やグリースといった難揮発性で高粘性のものは土壌・地下水中からの分離・分解が難しいため、浄化・修復方法が限られることが多くあります。

油の構成成分

脂肪族炭化水素(Aliphatics)
  • パラフィン系炭化水素(飽和炭化水素:Alkanes)
  • ナフテン系炭化水素(Naphthene)
  • オレフィン系炭化水素(Olefin)
  • アルケン Alkenes
  • ジエン Alkynes
芳香族炭化水素
  • 単環芳香族炭化水素類(Monocyclic aromatic hydrocarbon)
    BTEX(ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレンの総称)もこの分類に入る
  • 多環芳香族炭化水素類(PAHs:Poly-Aromatic Hydrocarbons)
  • 芳香族オレフィン系炭化水素(Alomatic Olefin hydrocarbon)

どんな所で油による土壌汚染が発生するのか?

ガソリンスタンドでは、ガソリン、灯油、軽油を、工場等では重油を大量に保管しますが、地下貯留タンク(UST:Underground Storage Tank)の老朽化や配管の亀裂、破損によって、そこから少量であっても長期間地中に油が浸透していく危険性があります。

また、工場などで使用する切削油、潤滑油の管理が不適切な場合にも油による土壌汚染の原因となる可能性があります。例えば、機械の周辺に油が大量にこぼれていたり、切削屑と切削油の廃棄物が野ざらしになっていたら、要注意です。

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