地下水ライン調査・3次元調査について
地下水ライン調査
連続採水装置を用いた地下水3次元調査

連続採水装置を用いることで、観測井戸の地下水を深度別で採水分析することが可能です。
帯水層内の地下水濃度分布を把握することにより、どこの深度に濃度の高い土壌汚染が残存するのかを把握することが可能となります。
利用シーン
SCENE1工場の観測井戸で地下水汚染が確認されたが、汚染源を確認したい

汚染源を把握する場合、通常は表層土壌調査や表層土壌ガス調査を実施し、表層部分の濃度の高まりを確認した上でボーリング調査を行い、深度方向の分布状況を確認します。しかし複雑な汚染形態を有するサイトでは、これらの調査では必ずしも汚染形態を適切に把握できません。
地下水ライン調査により複数地点の地下水汚染の濃度分布を把握することで、深部で拡散している複雑な汚染形態を把握することが可能です。
SCENE2敷地全体の地下水汚染分布を手早く把握したい

複数地点の観測井戸設置による地下水調査の実施は、時間やコストが多大にかかります。そこで、地下水ライン調査を行うことで、複数地点の地下水濃度を同時に取得することができ、効率的に地下水汚染の分布状況を把握することが可能です。
SCENE3敷地内の土壌汚染が残存している場所を3次元的に把握したい

既に工場敷地内に観測井戸が存在する場合、連続採水装置を活用し、深度別の地下水濃度を確認することで、観測井戸周辺の土壌汚染残存状況を推測することが可能です。 浅い深度より深い深度で濃い濃度が確認された場合には、地下水帯水層の下部で原液上の汚染物質がたまっていることが想定されます。一方、帯水層の上部と下部で濃度の低減がみられない場合は、全体的に汚染が存在することが想定されます。
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