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Google Maps Platform ブログ

Google Maps Platformのよくある表示エラーを迅速に直す4つの解決策

2019/03/06

コラム

1. Google Cloud ConsoleからAPIキーを発行する

Google Maps Platformは、位置情報のビジネスへの活用を可能にする便利なシステムですが、突然エラーが発生することもあります。

なかでもよく発生するエラーが、サイトに埋め込んでいるGoogleマップが突然表示されなくなる、というものです。サイトで店舗などの位置情報をGoogleマップで案内している企業の場合、これだけでも顧客の損失に繋がる恐れがあるため、迅速に直しておきたいところです。
そこで今回は、こうしたエラーが発生した時の解決策を4つご紹介します。

Googleマップが表示されなくなる原因で多いのが、APIキーが発行されていない、というものです。2018年6月11日以降、Googleマップを表示するためには、APIキーを発行しなければならなくなりました。APIキーは簡単に作成可能ですので、今すぐにでも発行してみてください。

・APIキー発行の手順

1. GoogleアカウントからGoogle Cloud Consoleにログインする
2. プロジェクトを作成または選択する
3. 「APIとサービスの有効化」から使用するAPIを有効化する
4. 「認証情報」からAPIを作成する
5. APIに制限をかける
6. 作成したAPIをWEBサイトに埋め込む

2. 埋め込んでいるAPIの記述が正しいか確かめる

たとえAPIキーを発行していたとしても、APIの記述が間違っていれば、エラーになってしまいます。記述したAPIに間違いはないか確認してみてください。

3. 課金設定を有効にして自動的に課金できるようにする

Google Maps Platformに移行したことで、エラーが発生している場合も考えられます。これまでのGoogle Maps APIは料金体系を分けて運営していたのに対し、Google Maps Platformは毎月200ドル分までは無料、それ以上使用する場合は有料、というように変更されました。
それにより、課金設定を無効にした状態だと、200ドルを超えた時点で使用料が発生しても、料金が支払われていないためにGoogleマップを使用できなくなるのです。

これを防ぐためには、課金設定を有効にしておく必要があります。料金が発生した時点で自動的に課金されるようにすることで、突然Googleマップが表示されなくなるエラーを防ぐことができます。

4. 請求先のアカウントが支払い可能かを確かめる

前述したとおり、Google Maps Platformは、使用料が200ドルを超えると料金が発生し、課金設定を有効にしている場合、自動的に登録しているクレジットカードから料金が支払われるようになっています。

そのため、登録しているクレジットカードの情報に間違いがあったり、期限が切れたりしている場合には支払いを行えないので、エラーとしてGoogleマップが表示されなくなってしまうのです。請求先のアカウントが支払い可能となっているかを確認しておきましょう。

■Google Maps Platformのエラーが出たらAPIキーと請求方法を要確認!

Google Maps Platformの主なエラーは、サイトに埋め込んだGoogleマップが表示されなくなることです。Google Maps Platformのエラーが発生したら、APIキーが正しく使用されているか、請求方法に間違いはないか、の2点を確認してみてください。

ここまでGoogle Maps Platformのエラーについてご説明しましたがエラーの対処などに追われているだけではGoogle Maps Platform使いこなせているとはいえません。Google Maps Platformには便利な機能がたくさんありますのでもっと有効活用したいとお考えであれば、ぜひ当社にご相談ください。当社はGoogleの正規プレミアパートナーとして、Google Maps Platformの運用をサポートすることが可能です。

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Google Maps Platform は、無償版では規約上利用できなった有料サイトや会員制サイト、イントラネット、独自アプリなどでも API を利用できる有償版のサービスです。
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