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Google Maps Platform ブログ

Google Maps APIとは? 何ができる?

2018/07/03

コラム

■Google Maps APIを導入すると何ができる?

スマートフォンが広く普及したこともあって、今や多くの人が利用しているGoogleマップ。GoogleマップはWeb上で提供されているオンライン地図サービスで、GPSを利用した周辺地図の表示や世界中の特定の場所の表示、目的地までのルートの検索など、地図に関わるさまざまな機能を利用することができます。こうしたGoogleマップの機能を自身のサイトやアプリ作成に活用できるようにしたものが、Google Maps APIです。
さまざまなサイトやアプリで活用されているGoogle Maps API。どういったもので、何ができるのでしょうか。

Web上で地図を表示できるメリットはさまざまです。例えば企業の所在地や名所への行き方など、住所や道筋を言葉で説明されてもうまくイメージできないことがあります。そうしたときに地図で場所を示されれば、より目的地のイメージがしやすくなります。Googleマップを利用すれば、こうした地図をWeb上に表示させることができます。そしてGoogle Maps APIは、このGoogleマップを必要に応じてカスタマイズすることができるのです。
Google Maps APIの機能としては、オリジナルコンテンツや画像を使用してのマップ作成、実際の景色を映し出すストリートビュー、目的地までのルート表示、マーカーの表示、目的地の情報表示、検索ボックスの設置といったものがあります。Google Maps APIを活用すれば、より使いやすい地図を自身のサイトに設置することができるのです。

■基本的に無料で使用可能

Google Maps APIが登場する以前にも、Web上で表示させることができる地図サービスはいくつかありました。しかし、従来のサービスは地図を組み込むために1カ月で数十万円もの費用がかかり、大きな企業はまだしも中小企業や個人ではなかなか利用しにくいものでした。その点、Google Maps APIは基本的に無料であるため、誰でも気軽に利用することができるのです。また、Google Maps APIはJava Scriptによって動作しているため、地図を設置するサーバーのプログラムに左右されることがありません。そのため、あらゆるサイトで利用することができます。

■使用する際には注意点も

便利なGoogle Maps APIですが、使用する際にはいくつか注意点もあります。
ひとつは、地図のロード回数に上限があることです。Google Maps APIはそれぞれの機能ごとに、1日にロードできる回数が決まっています。例えばオリジナルコンテンツや画像を使って地図を作成することができるGoogle Maps JavaScript APIは、1日に25,000回までとなっています。これらは無料で利用できる制限であるため、有料のプランに加入すれば上限を増やすこともできます。
なお、APIの仕様が変更されればそれに合わせてコードを修正する必要があるという点も、注意点のひとつです。大きな変更があれば、その対応に追われる可能性があります。

いくつか注意すべきこともありますが、サイトなどに地図を表示させたい方にとって、Google Maps APIは大変便利なサービスです。Google Maps APIを導入されるなら、ぜひ当社が提供しているGoogle Maps Platform をご検討ください。Googleの正規代理店である当社が、導入から運用までしっかりとサポートいたします。

Google Maps Platform
Google Maps Platform は、無償版では規約上利用できなった有料サイトや会員制サイト、イントラネット、独自アプリなどでも API を利用できる有償版のサービスです。
当社は Google の正規代理店として貴社と Google の間に入り、Google に変わってサポートを行います。データの調達、更新、配信するサーバー等は一切必要ありません。