Google Maps Platform 最新プロダクト情報のお知らせ
2020年に15周年を迎えたGoogle Mapsより6月15日に新機能が発表されました!!
このブログポストに書かれていること
- Local Context
マップへ簡単に周辺情報機能を表示可能に - Maps Customization
ノンコードでの地図スタイル変更可能に - Gaming Solution
世界の様々なシーンをゲームの舞台に - 各種ドキュメントのご案内
1. Local Context

- ○機能概要
Local Contextの機能によって、マップ・ルート・プレイスの機能を一括で表示することが可能となりました。
スタイルや他のマップ機能を維持しながら、周辺情報や写真・ルート等の情報を取得することが可能です。
わずか数行のコードをスクリプトに追加することで利用できます。
さらに、スポットの更新とキュレーションはバックグラウンドで実行されるので新たに作業する必要はなく、豊富なプレイスデータと統合されたユーザーインタラクションを提供します。
対象の場所の周辺にあるスポットのうちユーザーに見せたい種類のみを選択することで、ユーザーエクスペリエンスの向上も期待できます。 - ○Local Contextで表示されるプレイス情報
場所の名称・説明・価格帯・レビュー・写真・所要時間 - ○価格(リクエストについて)
Local Contextは地図の表示と周辺情報がセットとなっているため、呼び出しはMaps JavaScript API + Places API両方に1リクエスト発生します。
※2020年8月17日現在ベータ版提供のため、無償で利用が可能です。 - ○サンプルコード
https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/local-context/start#loading_the<script src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js? libraries=localContext& v=beta& key=YOUR_API_KEY& callback=initMap" defer> </script>
2. Maps Customization

- ○機能概要
GoogleCloudConsoleのGMPタブを介してマップのスタイル設定、カスタマイズ、および管理が簡単にできるようになりました。以下に主な変更点を3点ご紹介します。
1点目、ベクター地図の呼び出しが出来るようになりこれまでスタイルの変更はCSSを用いてコーディングする必要がありましたが、このアップデートによりコードをかかなくてもコンソール上でスタイルの変更ができるようになりました。
2点目にMarker Collision Managementが導入され、任意で表示している施設と標準で表示されている施設が被らないように設定、ズームレベルにより表示制御が可能となりました。
3点目、Bussiness POI Filteringによりビジネス施設が5つのサブカテゴリに細分化されたことより、ベースマップに表示されるポイントを制御し表示できるようになりました。 - ○価格
2020年8月17日現在無償でご利用いただけます。 - ○サンプルコード
#マップ上で追加するにはmapIDを指定します。 map = new google.maps.Map(document.getElementById('map'), { center: {lat: -34.397, lng: 150.644}, zoom: 8, mapId: '1234'//ここで設定したMapIDを入れることでStyleが呼び出される });
3. Gaming Solution

- ○機能概要
この製品は世界のさまざまなシーンを舞台にしたゲームを作成するための開発プラットフォームです。
Googleマップ上の建造物、道路、公園などのデータをMap SDK for Unityを利用することで、ゼロからゲームの世界を設計せずにリアルワールドゲームの製作が容易になりました。
この製品は3D表示された何億もの建造物や道路、ランドマークなどをゲームに取り入れることができるようになります。 - ○価格
こちらからご確認ください。 - ○サンプルコード
//requeestURL POST https://playablelocations.googleapis.com/v3:samplePlayableLocations?key=YOUR_API_KEY //requestのbody { "areaFilter": { "s2CellId": string, }, "criteria": [ { "gameObjectType": number, "filter": { "maxLocationCount": number, "spacing": { "minSpacingMeters": number, "pointType": enum(PointType) }, "includedTypes": [ string ], }, "fieldsToReturn": string } ] }
4. 公式ドキュメント
いかがでしたでしょうか。気になるソリューションがあれば、是非お気軽にお問い合わせください。
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